先日、NHKの「ドキュメント72時間」という番組で旦過市場を取り上げていただきました。
おかげさまでたくさんの反響をいただきました。
全国放送だったので再整備を初めて知ったという県外の方からのお問い合わせもありました。
多くの激励をいただき、また身が引き締まる思いです。
中にはこの佇まいが無くなることをとても残念がって涙ながらにご連絡をいただいた方も。
旦過市場の熱心なファンでコロナ前は関東から毎週のように飛行機で来場されていたそうでです。
本当にありがたい限りです。
この市場は基本的に生活市場ですが、観光で来られる方も多く、この雰囲気が無くなることを残念がる声は多くあります。
現在の形になっておおよそ70年ほど経過する旦過市場ですが、建物の老朽化、河川氾濫の問題、地盤の緩みなど多くの課題を抱えている状況で、利用者の安全も守るという意味では仕方のない整備事業ではあります。
これからどのようなデザインになっていくのかはわかりませんが、担当の方々が一生懸命に計画されているようですので、楽しみにしておいていただければと思います。
個人的にはこのコロナの影響を受けて旦過市場としての役割は明確に見えたと思っています。
全国どこでもそうでしょうが観光に依存していた業態は相当に厳しいので、やはり旦過市場は生活市場のしての責務を担っていくのが必要最小限で、これからもそれは変わらないと思います。
もちろん観光も大切なお客様ですし、プラスアルファでもありますから、今後も取り組みはいろいろとやっていくでしょうが、基本的には生活市場としての使命を果たしていかなければならないでしょうね。
日々の暮らしを安定的にできる一方で、地元の方、観光の方、どちらもワクワクできるようなことができたら最高なんでしょうが。
限られた予算の中で市場を運営し、まとめていくのはとても大変なことです。
今後もよりよい市場を目指して尽力して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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緊急事態宣言中ではありますが、来月も食市祭を開催いたします。
緊急事態宣言が解除された場合はイベント(わなげでたまご、おはしでじゃがいも)も開催いたします。
半額市、他のセールに関しては開催いたします。
市場内に消毒用アルコールの設置や各店舗のマスク着用、手洗い、手指消毒の徹底など、感染症対策に取り組んでおります。
できるだけ蜜とならないように、できるだけ時間を分散してご来場いただければと思います。(午後1時〜4時ごろは比較的お客様は少なめです)
それでは、みなさまのご来場をお待ちしております!